杉山和一(すぎやま わいち)

[1610~1694]江戸時代前期の鍼医。幼少のころ失明。江戸、京都でまなぶ。管鍼を考案、鍼治講習所をひらき、杉山流鍼術をひろめる。将軍 徳川綱吉 の病気を治療し、元禄5年関東総検校となった。初名は養慶。著作に「選鍼三要集」「節要集」「療治之大概」。 弥勒寺(東京都墨...

岡本玄冶(おかもと げんや)

岡本玄冶の墓(2018年) [1587~1645]江戸時代前期の医師。 曲直瀬玄朔 にまなぶ。元和9年将軍 徳川秀忠 の侍医となり、のち将軍 徳川家光 の病をなおし、1000石の領地をえる。京都と江戸を往復、京都にいるときは天皇を診療した。名は宗什、諸品。号は啓迪院。著作...

荻生玄甫(おぎゅう げんぽ)

荻生玄甫の墓(2014年) (中央) [?~1637]江戸時代前期の医師。 荻生方庵 の父。 荻生徂徠 の祖父にあたり、玄甫の代に伊勢から江戸にうつった。今大路道三にまなび、医術を家業とした。通称は忠次。号は仲山。名は元甫ともかく。 長松寺(東京都港区三田4-7-2...

曲直瀬玄朔(まなせ げんさく)

曲直瀬玄朔の墓(2018年) [1549~1632]織豊から江戸時代前期の医師。伯父曲直瀬正盛(初代道三)にまなび、2代道三をつぐ。天正14年法印。正親町天皇、 後陽成天皇 、 豊臣秀次 を診療。慶長13年 徳川秀忠 の治療のため江戸にまねかれた。名は正紹。号は東井、延命...

高橋政知(たかはし まさとも)

高橋政知の墓(2019年) [1913~2000]昭和後期から平成時代の経営者。理研重工業などをへて、昭和30年建財(現都市基盤整備公団)に入社。江戸英雄三井不動産会長の要請で、36年オリエンタルランドに専務で入社。53年社長。東京ディズニーランドの創業にとりくみ、58年...

盛田昭夫(もりた あきお)

盛田昭夫の墓(2018年) [1921~1999]昭和後期から平成時代の経営者。昭和21年 井深大 とともに東京通信工業(現ソニー)を設立し、営業を担当。アメリカでトランジスターラジオの販売をのばし、SONYのブランドを確立。46年社長、51年会長。欧米の財界人と交流をか...

正田英三郎(しょうだ ひでさぶろう)

正田英三郎の墓(2009年) [1903~1999]昭和から平成時代の経営者。正田貞一郎の三男。皇后美智子の父。三菱商事勤務をへて、昭和4年日清製粉にはいる。20年社長となり、戦災で焼失した設備の復旧、新設につとめ、世界的水準の工場に一新した。48年会長。日本工業倶楽部評...

山科直治(やましな なおはる)

山科直治の墓(2018年) [1918~1997]昭和時代後期の経営者。日本電気冶金をへて、昭和21年玩具問屋の万代産業にはいる。25年万代屋(現バンダイ)を設立し、28年社長。30年わが国初の玩具の品質保証制度を打ちだす。仮面ライダー人形、超合金シリーズなど男児向けのキ...

井深大(いぶか まさる)

井深大の墓(2008年) [1908~1997]昭和から平成時代の経営者。昭和21年 盛田昭夫 と東京通信工業を設立し、25年社長。国産初のテープレコーダー、トランジスターラジオなどを商標「SONY」で輸出。33年社名をソニーに改称。独創的な技術開発を主導し、営業担当の盛...

出光佐三(いでみつ さぞう)

出光佐三の墓(2015年) [1885~1981]明治から昭和時代の実業家。明治44年門司で石油販売の出光商会を創立。昭和15年出光興産を設立し、社長。敗戦で海外資産をうしなうが、大型タンカーの建造、製油所の建設などをすすめ、原油の輸入から精製、販売まで一貫する民族系石油...

江崎利一(えざき りいち)

江崎利一の墓(2018年) [1882~1980]明治から昭和時代の実業家。生地佐賀県の有明海のカキにふくまれるグリコーゲンに着目。大正10年江崎商店(現江崎グリコ)を大阪に設立し、栄養菓子「グリコ」を製造、販売。「一粒三百米(メートル)」のキャッチフレーズや、おまけなど...

石橋正二郎(いしばし しょうじろう)

石橋正二郎の墓(2008年) [1889~1976]大正から昭和時代の実業家。大正12年ゴム底の地下足袋を発売して巨利をえる。昭和6年ブリヂストンタイヤを創立し、自動車タイヤの国産化を実現。32年日本合成ゴム初代社長。美術品の収集家として知られ、27年ブリヂストン美術館を...

鹿島守之助(かじま もりのすけ)

鹿島守之助の墓(2016年) [1896~1975]昭和時代の経営者、政治家。鹿島精一の娘婿。外務省勤務後、昭和11年鹿島組(現鹿島)に入社、13年社長となる。28年参議院議員(当選3回、自民党)。第1次岸内閣の北海道開発庁長官。34年学士院賞。48年文化功労者。旧姓は永...

団伊能(だん いのう)

團伊能の墓(2014年) [1892~1973]昭和時代の政治家、実業家。 団琢磨 の長男。 団伊玖磨 の父。母校東京帝大の助教授をへて、昭和21年貴族院議員、22年参議院議員となる。ブリヂストン自転車工業、プリンス自動車工業、九州朝日放送などの社長をつとめた。 護国...

鮎川義介(あいかわ よしすけ)

鮎川義介の墓(2008年) [1880~1967]明治から昭和時代の実業家、政治家。明治43年戸畑鋳物を設立。義弟久原房之助の久原鉱業をひきつぎ、昭和3年社長となり、日本産業(日産)に改組。日産自動車、日立製作所などを傘下におさめ、日産コンツェルンをきずいた。28年参議院...

御木本幸吉(みきもと こうきち)

御木本幸吉の墓(2015年) [1858~1954]明治から昭和時代の実業家。志摩鳥羽の海産物商。明治23年アコヤガイ(真珠貝)の養殖に着手。箕作佳吉らの指導をうけ、26年半円真珠、38年真円真珠の養殖に成功。品質改良と販路拡張につとめ、世界の真珠王といわれた。貴族院議員...

益田太郎(ますだ たろう)

益田太郎の墓(2018年) [1875~1953]明治から昭和時代の実業家、劇作家。 益田孝 の長男。台湾製糖の専務となり、帝劇、森永製菓などの役員を兼務した。一方、明治37年ごろから太郎冠者の名で帝劇の女優劇に喜劇を執筆する。「コロッケの歌」の作詞・作曲でも知られる。 ...

星一(ほし はじめ)

星一の墓(2008年) [1873~1951]明治から昭和時代の実業家、政治家。 星新一 の父。明治44年星製薬を創立、モルヒネの国産化に成功し、日本の製薬王といわれた。41年衆議院議員。昭和22年国民民主党から参議院議員。また星製薬商業(現星薬大)を設立。 青山霊園...

佐藤義亮(さとう ぎりょう)

佐藤義亮の墓(2017年) [1878~1951]明治から昭和時代の出版人。明治28年上京して秀英舎(現大日本印刷)に勤務。翌年、新声社を設立し「新声」を創刊するが失敗。37年新潮社を創業し、文芸雑誌「新潮」を発刊。新潮文庫、「世界文学全集」などで文芸出版社としての地位を...

小平浪平(おだいら なみへい)

小平浪平の墓(2018年) [1874~1951]大正から昭和時代の実業家。明治39年久原鉱業所日立鉱山に入社。43年5馬力の国産モーターを完成した。大正9年日立製作所を創立し、昭和4年から22年まで社長をつとめた。 谷中霊園(東京都台東区谷中7-5-24)に埋葬され...

清水釘吉(しみず ていきち)

清水釘吉の墓(2017年) [1867~1948]大正から昭和時代前期の実業家。建築業の清水組(現清水建設)3代清水満之助の婿養子となり、分家。 明治天皇 の青山大葬場殿、大正天皇の新宿御苑葬場、関西日仏会館の建設を手がける。昭和15年まで社長をつとめ、会社発展の基礎をき...

森下博(もりした ひろし)

森下博の墓(2018年) [1869~1943]明治から昭和時代前期の実業家。大阪にでて商家につとめ、明治26年薬種商森下南陽堂をひらく。38年懐中薬「仁丹」を発売、大宣伝により売り上げをのばし、中国、東南アジアなどに進出。昭和11年森下仁丹を設立、社長となった。 高...

根津嘉一郎(ねづ かいちろう)

根津嘉一郎の墓(2008年) [1860~1940]明治から昭和時代前期の実業家、政治家。株式投資で巨富をえる。東京瓦斯、東京電灯などの大株主として経営に参加。また経営不振の東武鉄道の社長として再建と発展につとめる。明治37年衆議院議員(当選4回、憲政会)。武蔵高校(現武...

益田孝(ますだ たかし)

益田孝の墓(2018年) [1848~1938]明治から昭和時代前期の実業家。文久3年幕府の遣欧使節に随行、維新後横浜で貿易商をいとなむ。明治9年三井物産社長に就任。22年三池炭鉱の払い下げをうけ三井鉱山を設立。のち三井家同族会管理部の専務理事、三井合名の顧問となり、三井...

森永太一郎(もりなが たいちろう)

森永太一郎の墓(2008年) (中央) [1865~1937]明治から昭和時代前期の実業家。幼時に父と死別、陶磁器商につとめる。明治21年渡米してキリスト教に入信、いったん帰国後再度渡米し菓子製造技術をまなんだ。32年東京で森永西洋菓子製造所を創業し、大正元年森永製菓と...

服部金太郎(はっとり きんたろう)

服部金太郎の墓(2019年) [1860~1934]明治から昭和時代前期の実業家。東京日本橋の時計店につとめ、修理技術をまなぶ。明治14年服部時計店(現服部セイコー)を創業。25年時計製造工場の精工舎を新設する。大正6年株式会社に改組、社長となり時計王といわれた。貴族院議...

馬越恭平(まこし きょうへい)

馬越恭平の墓(2015年) (右側) [1844~1933]明治から昭和時代前期の実業家。馬越元泉の次男。 益田孝 の知遇を得、先収会社ついで三井物産につとめた。明治29年日本麦酒社長、39年大日本麦酒の設立で社長に就任。「ビール王」とよばれた。31年衆議院議員、大正1...

團琢磨(だん たくま)

團琢磨の墓(2014年) [1858~1932]明治から昭和時代前期の実業家。工部省の三池炭鉱にはいり、明治22年同鉱の三井払い下げで設立された三池炭鉱社に入社、大正3年三井合名理事長となる。日本工業倶楽部理事長、日本経済連盟会会長などをつとめた。昭和7年血盟団の菱沼五郎...

日比翁助(ひび おうすけ)

日比翁助の墓(2018年) [1860~1931]明治から大正時代の実業家。筑後久留米藩士の子。三井銀行にはいり、本店副支配人などをへて、明治31年三井呉服店支配人。37年改組した三越呉服店の専務となる。欧米の百貨店を視察し、百貨店三越の基礎をきずいた。旧姓は竹井。 ...

渋沢栄一(しぶさわ えいいち)

渋沢栄一の墓(2018年) [1840~1931]明治から大正時代の実業家。渋沢敬三の祖父。生家は武蔵榛沢郡の名主。一橋家につかえ、幕臣となる。慶応3年徳川昭武にしたがって渡欧し、西洋の近代産業や財政制度を見聞。維新後、大蔵省にはいり、財政・金融制度などを立案。明治6年退...