解説
[1728~1801]江戸時代中期から後期の儒者。享保13年6月28日生まれ。尾張(愛知県)の豪農の次男。中西淡淵にまなび、江戸に嚶鳴館をひらく。明和元年出羽米沢藩(山形県)の世子上杉鷹山の師となり、藩政改革、藩校興譲館の創設にかかわる。安永9年名古屋藩の侍講、天明3年藩校明倫堂総裁。農村をまわって講話をおこない、庶民教育にもつくす。享和元年6月29日死去。74歳。名は徳民。字は世馨。通称は甚三郎。別号に如来山人。著作に「詩経古伝」「嚶鳴館詩集」など。お墓
場所:天嶽院(東京都台東区西浅草3-14-1) 墓正面:平洲細井先生之墓 撮影:2020年 |