解説
[1818~1888]江戸後期から明治時代の探検家。文化15年2月6日生まれ。伊勢(三重県)の郷士松浦桂介の4男。弘化2年から東西蝦夷地(北海道)、北蝦夷地(サハリン)、国後、択捉を探検。和人のアイヌに対する収奪をふくめ、蝦夷地の姿をつたえる。安政2年幕府御雇の蝦夷地御用掛、維新後は開拓判官となり、北海道の道名、国名、郡名を選定した。明治21年2月10日死去。71歳。名は弘。字は子重。号は北海、多気志楼など。著作に「三航蝦夷日誌」「近世蝦夷人物誌」など。お墓
場所:染井霊園(東京都豊島区駒込5-5-1)(1種ロ10号2側) 墓正面:教光院釋遍照北海居士 撮影:2020年 |
肖像
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 |