解説
[1840~1931]明治から大正時代の実業家。天保11年2月13日生まれ。渋沢敬三の祖父。生家は武蔵榛沢郡(埼玉県)の名主。一橋家につかえ、幕臣となる。慶応3年徳川昭武にしたがって渡欧し、西洋の近代産業や財政制度を見聞。維新後、大蔵省にはいり、財政・金融制度などを立案。明治6年退官後、第一国立銀行のほか、王子製紙、大阪紡績などの設立に関与。引退後は社会事業につくした。昭和6年11月11日死去。92歳。号は青淵。著作に「徳川慶喜公伝」など。お墓
場所:谷中霊園(東京都台東区谷中7-5-24)(乙11号1側) 墓正面:青淵渋沢栄一墓 撮影:2023年 |
肖像
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 |