荻生徂徠(おぎゅう そらい)

2016/05/19

2014年 儒者 東京都

解説

[1666~1728]江戸時代前期から中期の儒者。寛文6年2月16日生まれ。荻生方庵の次男。父の蟄居により25歳まで上総(千葉県)ですごす。三河物部氏を先祖とし、修姓して物とも称す。元禄3年江戸にもどり、のち柳沢吉保につかえる。朱子学から出発しながらそれをこえる古文辞学を提唱。茅場町に蘐園塾をひらき、太宰春台、服部南郭らおおくの逸材を出した。また8代将軍徳川吉宗に「政談」を提出するなど、現実の政治にもかかわった。享保13年1月19日死去。63歳。江戸出身。名は双松。字は茂卿。通称は惣右衛門。別号に蘐園。著作に「訳文筌蹄」「論語徴」「弁道」「弁名」など。

お墓

場所:長松寺(東京都港区三田4-7-29)
墓正面:徂徠物先生之墓 撮影:2014年

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