解説
[1812~1866]江戸時代後期の歌舞伎役者。文化9年生まれ。江戸市村座の火縄売りの子。7代市川団十郎に入門、各地を巡業後、大坂で活躍。天保15年4代小団次を襲名。のち江戸にもどり、早替わり、宙乗りで名をあげる。河竹黙阿弥とむすび、江戸世話狂言で名演をかさねた。当たり役は鼠小僧、「宇都谷峠」の文弥と仁三など。慶応2年5月8日死去。55歳。前名は市川米蔵(2代)、米十郎。俳名は米升。屋号は高島屋。お墓
場所:池上本門寺(東京都大田区池上1-1-1) 墓正面:得巧院演戯米升日達居士 撮影:2015年 |