解説
[1639~1715]江戸時代前期から中期の暦算家。寛永16年閏11月3日生まれ。囲碁棋士の父安井算哲の死後、安井(のち保井)算哲2世を称し、御城碁をつとめる。岡野井玄貞、池田昌意に暦学をまなぶ。貞享元年従来の宣明暦にかわって自作の貞享暦が採用され、その功により幕府天文方となる。のち渋川と改姓。天球儀、地球儀、百刻環などをつくった。正徳5年10月6日死去。77歳。平成24年囲碁殿堂入り。京都出身。名は都翁。字は別に順正。通称は助左衛門。号は新蘆。著作に「天文瓊統」「日本長暦」など。お墓
場所:東海寺大山墓地(東京都品川区北品川4−11-1) 墓正面:本虚院透雲紹徹居士 撮影:2021年 |