解説
[1897~1973]大正から昭和時代の小説家。明治30年10月9日生まれ。野尻抱影の弟。はじめ外務省につとめる。大正13年からの「鞍馬天狗」の連作でみとめられ、「赤穂浪士」で大衆文学のイメージをかえた。昭和25年「帰郷」で芸術院賞。「パリ燃ゆ」、絶筆「天皇の世紀」などの史伝ものこした。芸術院会員。39年文化勲章。44年菊池寛賞。昭和48年4月30日死去。75歳。神奈川県出身。東京帝大卒。本名は野尻清彦。お墓
場所:寿福寺(神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7) 墓正面:大佛次郎墓 撮影:2010年 |