解説
[1871~1930]明治から昭和時代前期の小説家。明治4年12月13日生まれ。江見水蔭の門下。明治32年博文館に入社。「重右衛門の最後」、評論「露骨なる描写」をかき、平面描写を主張。39年「文章世界」の主筆となり、自然主義運動をすすめる。40年発表の「蒲団」はのちの私小説の出発点となった。昭和5年5月13日死去。60歳。群馬県出身。本名は録弥。代表作はほかに「田舎教師」「百夜」など。お墓
場所:多磨霊園(東京都府中市多磨町4-628)(12区2種31側) 墓正面:田山花袋墓 撮影:2019年 |
肖像
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 |