永井荷風(ながい かふう)

2015/04/09

2008年 小説家 東京都

解説

[1879~1959]明治から昭和時代の小説家。明治12年12月3日生まれ。永井久一郎の長男。広津柳浪の門にはいる。アメリカ、フランスに外遊、帰国後「あめりか物語」を発表する。明治43年慶大教授となり「三田文学」を創刊。大正5-6年の「腕くらべ」、昭和12年の「濹東綺譚」などおおくの作品をのこす。市井に隠遁し、反時代的姿勢をつらぬいた。27年文化勲章。29年芸術院会員。昭和34年4月30日死去。79歳。東京出身。東京外国語学校(現東京外大)中退。本名は壮吉。別号に断腸亭主人、金阜山人、石南居士。作品はほかに日記「断腸亭日乗」、小説「つゆのあとさき」など。

お墓

場所:雑司ヶ谷霊園(東京都豊島区南池袋4-25-1)(1種1号7側)
墓正面:永井荷風墓 撮影:2008年

肖像

出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」

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