解説
[1642~1693]江戸時代前期の俳人、浮世草子作者。寛永19年生まれ。大坂の富商の出。西山宗因の談林俳諧をまなび、延宝年間に天下一の速吟で知られた。天和2年「好色一代男」を刊行、これが浮世草子のさきがけとなった。つづいて好色物「好色一代女」、武家物「武道伝来記」、町人物「日本永代蔵」「世間胸算用」などを雅俗折衷文で発表、文学史上に一時期を画した。元禄6年8月10日死去。52歳。別姓に平山。通称は藤五。別号に鶴永、西鵬、松風軒、松寿軒など。お墓
場所:誓願寺(大阪府大阪市中央区上本町西4-1-21) 墓正面:仙皓西鶴 撮影:2009年 |