解説
[1760~1849]江戸時代中期から後期の浮世絵師。宝暦10年9月23日生まれ。勝川春章に入門し、勝川春朗と号して役者絵を発表。のち狩野派、住吉派、琳派、さらに洋風銅版画の画法をとりいれ独自の画風を確立。70年間にわたり旺盛な作画活動をつづけ、画域は風景・花鳥・美人・戯画とひろく、錦絵、版本挿絵、肉筆画にすぐれた作品をのこした。奇行で知られ、生涯に93回も引っ越しをした。嘉永2年4月18日死去。90歳。江戸出身。姓は川村、のち中島。別号に画狂老人、戴斗、為一、卍など。作品に「冨岳三十六景」「北斎漫画」など。お墓
場所:誓教寺(東京都台東区元浅草4-6-9) 墓正面:画狂老人卍墓 撮影:2014年 |